緊急事態宣言下の東京、休業要請など飲食店にとって厳しい状況が続いています。
そんな中、新橋の台湾麺線は営業を続ける選択をしています。
店長の林さんに電話でお話を伺いました。
新橋 台湾麺線 林店長にインタビュー
台湾で麺線を初めて食べてから、その味に魅了され日本で麺線を紹介したいと6年前に開店。台湾ブーム到来とともに、人気のお店となりました。
しかし現在、存続の危機を迎えていると林さんはいいます。
(オープン当時の記事です)
3月から新橋駅周辺は様変わりしたといいます。リモートワークで新橋を行き来する人々が減り、駅前の飲食店の多くは休業を余儀なくされ、交流があったお店も閉店を決めたところも多いのだそうです。台湾麺線のお客さんもオフィスで働く方がほとんど。普段の半分以下になりました。
でも、ソーシャルディスタンスを確保できて安心して食べてもらえると、林さんは前向きです。
そして全ての商品をテイクアウト対応にしました。
「経営は正直厳しいです。それでも駅前に店がないからとわざわざやってきてくださるお客さんもいる。そういう方々のためにも、少しでも店を空けていた方がいいと思っています。それに時間が経っても伸びない麺線はテイクアウトに向いているんです」と、林さん。
4月5日からは、日替わり弁当も始めました。思わず笑顔がこぼれそうな具材が所狭しとご飯の上にのって、美味しそうですね。
お店のFacebookやInstagramには、美味しそうなお弁当の写真に加えて、応援するメッセージ添えられています。
心配な方には、店の外での受け取りや、店から近い場所であれば配達対応も相談可能だそうです。
台湾野菜や臭豆腐など台湾から取り寄せていた食材も入荷できなくなりました。台湾料理を扱う他店舗から余った食材を買い上げたりして、材料を確保しながら続けています。
麺線を食べて体も心も温まって欲しいと始めたお店だから、やれることを頑張ってやるしかない。
林さんは力強く話していました。
店舗情報
台湾麺線
住所:東京都港区新橋5−22−2 ル・グラシエルビル1F
TEL:03-6435-6032
当面の営業時間
ランチ:11:30〜14:30
ディナー:17:00〜20:00
テイクアウトは、終日可能。