4月23日に台湾文化センターで「台湾映画の新しい潮流を感じよう! 〜上映会&トークショー」の第2回イベントが行われました。
また、この映画でデビューし、現在ではアジア全地域で活躍する陳柏霖(チェン・ボーリン)から、このイベントのためにムービーメッセージが届きました。
『皆さんこんにちは、チェン・ボーリンです。 『藍色大門』は僕にとって初めての映画ですから、とても意義深いです。 あの頃は何が何だか全然解らなくて、仕事というより合宿に参加している感じでした。あの頃の思い出は、僕にとって仕事というより青春時代の成長の一過 程のような感覚です。 この映画は僕を映画界に導いてくれた大切な作品で、とても重大な意味を持っています。あれから15年くらい経ったけど、初めて桂綸鎂と易智言監督と東京 国際映画祭に参加して を行ったことを覚えています。あれからもうこんなに時が過ぎたのは信じられませんが、あの時の感動は忘れません。 今回また日本で上映の機会があり、もう一度この作品を見て味わっていただけ るのはとてもうれしいです。』
今回のトークショーでは、青春映画のレジェンドである『藍色大門』が生まれた背景、 桂綸鎂(グイ・ルンメイ)と陳柏霖(チェン・ボーリン)といういまや台湾を代表する二大俳優を発掘し育てた易智言(イー・ツーイエン)監督の力量について解説され、主な作品を例に挙げた台湾青春映画の系譜が紹介されました。
今後の「台湾映画の新しい潮流を感じよう!」予定
5 月15 日(日) 14 時開演
作品:『あの頃、君を追いかけた』
トーク:台湾の大ヒット映画の系譜。 旧正月のコメディ以外にヒットする要因について
6 月17 日(金)19 時開演
作品:『シルク』※権利切れのため貴重な上映
トーク:台湾のサスペンス映画の原点はここに。 最近増加傾向にあるサスペンス映画について。 台北電影節上映予定作品紹介と、これまでの 受賞作に関する話題
8 月6 日(土)14 時開演
作品:『KANO』
トーク:撮影裏話。
9 月10 日(土)14 時開演
作品:『九月に降る風』※権利切れのため貴重な上映
トーク:台湾映画の新人起用と俳優育成事情。
10 月15 日(土)14 時開演
作品:『セデック・バレの真実』
トーク:台湾のドキュメンタリー映画に秀作が多いのは なぜか…
台湾の社会と文化、それを描く監督たちの 意欲について
12 月3 日(土)
作品:お楽しみ!(決まり次第お知らせいたします)
トーク:金馬奨取材レポート
※予定は変更になる可能性があります。