国立で行われた、台湾カルチャーイベント「流水席」。
日本で活動しているアーティストのLEE KAN KYOさんが友人達と一緒に参加したイベントで、4月2日にお邪魔してきました。
国立駅から徒歩8分。閑静な住宅地の中にある小さな商店街に、 古道具屋LET'EM INが経営する、イベントスペース「room 103」があります。
柱にある「103」、台湾の街角で見かける住所を示す番号のようです。入り口には小さな屋台がディスプレイされていました。
LEE KAN KYOさんデザインのチラシ
トランプゲーム中のLEEさんを窓越しで発見。
店内に入ると、五香粉の香りが。料理家のたしろりなさんが提供する台湾料理で、会場はすっかり台湾の雰囲気に。
おなじみのタピオカミルクティーや台湾ビール、ヤクルト緑茶も販売していました。
台湾の夜市などでよくみかける果物を飴で包んだお菓子・糖葫蘆。これは日本ではなかなか食べられません。
実はこのイベント、LET'EM INのスタッフ林さんが企画し、LEEさんや彼のアーティスト仲間などに声をかけて実現したのだそうです。台湾のみなさんたちによる手作り感がまた良い雰囲気でした。
アーティスト・出店紹介
◎写真家 林凱婷(LIN,KAI-TING)
台湾日常風景のスナップ写真展示
◎ 2手舎
http://www.nitesha.com/
珍しい台湾アーティストを紹介する本などを展示。
◎ O.OO Risograph & Design (オー・ドット・オーオー)
http://odotoo.com/#riso
台北のリトグラフ印刷スタジオ兼グラフィックデザイン事務所。 デザイナー2人組。
◎LEE KAN KYO 李漢強
http://leekankyoshow.tumblr.com
日本の広告デザインに魅せられ来日、LEEさんが見た日本の面白いものをテーマに作品を制作しています。スーパーのチラシを手描きで写し作品にしたものや、日本のアイドル文化を切り取った絵で人気のアーティストです。
またLEEさんは、Instagramで、野菜ジュースを飲む自撮り写真を集めた作品も発表しており、会場でその写真で作ったトランプでゲームをして遊べるイベントを行っていました。
日本でも独自のネットワークを広げ様々なイベントを仕掛けているLEEさん。今後の活動について聞いてみました。
今後もLEEさんの活動に注目していきます。