2016年8月6日に台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで、台湾映画を楽しめる恒例のイベント〝台湾映画の新しい潮流を感じよう!上映会&トークショー 『KANO 1931海の向こうの甲子園』〟 が行われました。
人気の映画とあって、今回のチケットは抽選となり座席数の3倍近い方々からの応募があったそうです。
2013年に公開。日本でも2014年に公開し、DVDも2015年に販売されています。
それにもかかわらず、今でも日本の各地で上映され続け根強い人気を持つ作品となっています。特に夏の甲子園の時期は見たくなる映画です。
映画はもちろんですが、今回の目玉は上映後のトークショーに登場するスペシャルゲスト。主演の近藤兵太郎役を務めた永瀬正敏さんです。
永瀬さんは全身黒の衣装で登場。舞台に上がると、ちょっと誇らしげに胸のボタンを空け始め、中からエースの呉明捷くんの姿が。実は、いままでKANOの試写会やイベントで1度もKANOシャツに袖を通したことがなかったという永瀬さん。
今回着てきた理由や、『KANO』に出演することになった経緯を振り返って色々とお話しています。
永瀬さんもこの作品には思い入れが強くあるそうで、およそ50分間しゃべり続けました。
イベントの模様を、前後半に渡りご紹介させていただきます。
トーク中に登場する選手達のエピソードのご参考に、公式サイトのキャスト紹介のページのリンクを貼っておきます。
こちらをご参考に是非トークをお楽しみください。
(前半)
(後半)
イベントの最後に、貴重なKANOグッズがあたる抽選会が行われました。
景品は魏徳聖監督の製作会社「果子電影」よりご提供いただいた選手カードセット、シールとカンバッヂ&コインセット。
更に隠し球として、魏徳聖プロデューサー、馬志翔(マー・ジーシアン)監督、永瀬正敏さん、呉明捷(ご・めいしょう)役の曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)4人のサインボールを3名の方にプレゼントされました。
永瀬さんも4人のサインが集まったボールを見るのは初めてだそうで、ファンの方に直接手渡しでプレゼントされました。
公開後、何年も経って出演者や制作陣がいまだにその熱き思いを語れる映画と言うのはなかなかありません。
また作品を見てみたくなりました。
KANOに関する過去の記事はこちらから
開催情報
主催:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:果子電影/ショウゲート/ロケットパンチ
今後の「台湾映画の新しい潮流を感じよう!」予定
4 月に上映して大好評だった『藍色夏恋』を、多くのリクエストに応えて 12 月に再上映することが決定しました。
9 月10 日(土)14 時開演
作品:『九月に降る風』※権利切れのため貴重な上映
トーク:台湾映画の新人起用と俳優育成事情。
10 月15 日(土)14 時開演
作品:『セデック・バレの真実』
トーク:台湾のドキュメンタリー映画に秀作が多いのは なぜか…
台湾の社会と文化、それを描く監督たちの 意欲について
12 月3 日(土)
※予定は変更になる可能性があります。