笑って、泣いて、お腹が空く!
”おもてなし”エンターテイメントムービー
映画館近くの台湾料理屋を探してから観るべし!
『熱帯魚』(95)『ラブゴーゴー』(97)で世界に衝撃を放った台湾映画界のヒットメーカー チェン・ユーシュン(陳玉勳)監督が、16年ぶりに長編映画で復活! 美食の街・台南を舞台に”人々を幸せにする究極の料理”を巡って個性的で愛すべき登場人物たちが繰り広げ、台湾で大ヒットしたコメディムービーがいよいよ公開されます。
この映画の見どころは…
やっぱり主役の 林美秀(リン・メイシウ)!
台湾ドラマを見ている方ならお馴染みの人ですよね。
2007年『墾丁は今日も晴れ!(我在墾丁*天氣晴)』
2007年『君につづく道(這裡發現愛)』
2008年『ハートに命中!100%(命中注定我愛你)』
2008年『私の億万LOVE(我的憶萬麺包)』
2009年『敗犬女王』
2009年『秋のコンチェルト(下一站,幸福)』
2011年『最後はキミを好きになる!(醉後決定愛上你)』
2011年『イタズラな恋愛白書 〜In Time With You〜(我可能不會愛你)』
2012年『借り恋(我租了一個情人)』
2013年『イタズラな恋愛白書 Part 2〜Looking For Happiness〜(愛的生存之道)』
これだけの人気台湾ドラマに出演し
それらすべて主役のお母さん役という林美秀!
(なんと!)1967年生まれ!(思ったより若かった!)
今回も、ご多分に漏れずお母さん役です。 個性あふれるチャーミングな演技で、台湾の大らかさや人情味あふれる様を感じさせてくれます。
コメディエンヌとして真骨頂とも言える娘役のシャオワンとの掛け合いではボケっぱなし。 笑って笑って、最後にホロっとさせてくれます。
また、今までの映画では一癖ある役をこなしてきたトニー・ヤン(楊祐寧)。
今作では、ちょいヒゲをたくわえ、流しの料理ドクターとして、いい味出しています。
彼が度々口ずさむ台湾語の歌「三八阿花吹喇叭」は、映画のテーマ曲でもあり、本当に頭に残ります。
そして…台湾映画には珍しく、日本語吹き替え版も上映されるそうです。
公開時には、現地のCMキャラクターにもなった「召喚獣」と呼ばれるヲタクな学生トリオを お笑い芸人のロバートが演じるとのこと。 日本語で吹き替えると、どうなるのか?楽しみですね。
※「祝宴!シェフ」のロケ地を知りたい方は、台南市政府の観光旅遊局のサイトから、ロケ地マップ(中文)がダウンロードできます。
http://tour.tainan.gov.tw/news.aspx?sn=25645
台南は私にとって未踏の地。 今度、このマップを片手に"究極の料理”を食べに是非とも行きたいです。
【STORY】 20 年以上前の台湾では、お祝いごとには屋外で宴席が設けられ、そこで腕を振るう、総舗師の心を極めた宴席料理人がいた ―その中でも、“神”と称された伝説の料理人を父に持つシャオワンは、料理を嫌い、モデルを夢見て家を飛び出していたが、父の死をきっかけに帰省。 そこで父がレシピノートに残した“料理に込めた想い“に心を動かされたシャオワンは、時代の趨勢で衰退の一途をたどっている宴席料理の返り咲きをかけ、全国宴席料理大会への出場を決意する。 しかし料理は初心者。果たして、シャオワンは父の想いを引き継ぎ、人々のお腹も心も幸福で満たす“究極の料理”に辿りつくことができるのか?
11月1日(土)シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー (C)2013 1 PRODUCTION FILM COMPANY.ALLRIGHTS RESERVED.
監督/脚本:チェン・ユーシュン(陳玉勳) 出演:リン・メイシウ(林美秀)、トニー・ヤン(楊祐寧)、キミ・シア(夏于喬) 2013年/台湾/145分/中国語、台湾語/カラー/スコープ/DCP 5.1ch
原題:總舗師:移動大廚 英題:ZONE PRO SITE:The Moveable Feast
日本語字幕:鮑智行
後援:台北駐日経済文化代表処
配給:クロックワークス 公式サイト:shukuen‒chef.com
記事:柚子