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おいしいをテーマに!「CROSSCUT ASIA おいしい オンライン映画祭」きょうから視聴登録開始

東京国際映画祭(TIFF)で上映された「食」にまつわる映画を、オンラインで、しかも無料で楽しめるという、なんとも素敵なイベントが行われます。


※詳細、視聴登録はこちらもしくは写真のQRから

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■13作品を無料視聴

「CROSSCUT ASIA」は 2014 年から 2019 年の 6 年間にわたり、TIFF の一部門として東南アジアの国、監督、テーマ等、さまざまな切り口でアジア映画の特集上映を行ってきました。このたび、オンラインで 2 部構成の特別編として復活し、「CROSSCUT ASIA 特別編「おいしい」アジア映画特集」部門と「CROSSCUT ASIA アンコール」部門として計 13 プログラムを無料配信上映します。

気になるラインナップをご紹介します。
一部、日本国内で視聴不可の作品もあります。

 

第一部:CROSSCUT ASIA 特別編 「おいしい」アジア映画特集

◇『アルナとその好物』 (Aruna & Her Palate)

鳥インフルエンザの調査旅行に出かけることになったアルナが、友人らとインドネシア各地の名物料理の食べ歩きを    計画する男女 4 人のロードムービー。旅先のジャワ島では黒スープ、カリマンタン島では蟹入り麺等、数々の料理に
出会う。エドウィン監督の新作『復讐は神にまかせて』が 2021 年のロカルノ国際映画祭で金豹賞を受賞。

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©CJ Entertainment, Palari Films 協力:大阪アジアン映画祭

ラブストーリー|2018 年|インドネシア|107 分|インドネシア語|字幕:日本語・英語・クメール語タイ語ベトナム語
監督:エドウィン
出演:ディアン・サストロワルドヨ、オカ・アンタラ、ニコラス・サプットゥラ
視聴可能国: 日本、インドネシアカンボジアシンガポール、タイ、ミャンマー、フィリピン、ベトナムラオス
 

◇『バロットの大地』 (Balut Country)

亡父の遺言で広大なアヒル農場を相続することになった息子。家を出て都会でミュージシャン暮らしの彼は売却す るつもりで農場を訪れるが、雄大な風景の中で心が揺れはじめる。タイトルの「バロット」とは、孵化しかけたアヒルの 卵を茹でて食べるフィリピンのソウルフード。2015 年「CROSSCUT ASIA」上映作品。

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©Solar Pictures

ドラマ|2015 年|フィリピン|94 分|フィリピン語|字幕:日本語・英語・インドネシア語クメール語タイ語ベトナム語
監督:ポール・サンタ・アナ
出演:ロッコ・ナシノ、ロニー・クイゾン、ヴィンセント・マグバヌア、アーチ・ア ダモス
視聴可能国:全世界(フィリピンを除く)

 

 

◇『カンパイ!日本酒に恋した女たち』 (Kampai! Sake Sisters) 

長らく「女人禁制」と言われてきた日本酒の世界。そんな伝統的かつミステリアスな世界で新しい世代の女性たちが輝く姿を通じて、観る者たちに今を生きる勇気と、さわやかな感動を与えてくれるドキュメンタリー。サンセバスチャン国際映画祭を皮切りに世界各地で上映された『カンパイ!世界が恋する日本酒』に続く第二弾。

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©2019 KAMPAI! SAKE SISTERS PRODUCTION COMMITTEE 配給:シンカ

ドキュメンタリー|2019 年|日本、アメリカ|96 分|日本語・英語| 字幕:英語・インドネシア語クメール語タイ語ベトナム語
監督:小西未来
出演:今田美穂、千葉麻里絵、レベッカ・ウィルソンライ
視聴可能国:インドネシアカンボジア、タイ、ベトナムミャンマー
(※こちらの作品は日本では視聴できません。)

◇『愛のスープ』 (My Love is Soup)※日本初上映

料理が苦手であるにもかかわらず、高級レストランで働くことになったミニー。自分のミスで下げてしまった店の評価を 挽回するため、宮廷料理人だった曾祖父の秘伝のスープのレシピを求めて奔走する。イスラム教徒が多いタイ深南 部の料理が目に楽しく、レストランの厨房事情も覗ける、ハートフルコメディ。

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©MPictures Co., Ltd.

監督:クリアンクライ・モンウィチット
出演:ハッサウィー・パッカポーンパイサーン、サッサニー・ウィラチャット、ピ ティサック・ヤオワナーノン、スッティダー・カセームサン・ナ・アユッタヤー
視聴可能国:日本、インドネシアカンボジアシンガポール、タイ、マレ ーシア、ミャンマー、フィリピン、ブルネイラオス

 

◇『デリシャス!』 (Namets! (Yummy!))※日本初上映1

フィリピンのネグロス島・バコロドにて、借金のカタとしてイタリアンレストランが郷土料理の店に転身。鮮やかなプレゼン   テーションのネグロス料理にグルメも唸る、目にも美味しいロマンティックコメディー。活況のフィリピン・インディペンデント映画界の登竜門シネマラヤ・フィリピン・インディペンデント映画祭出品作。

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コメディ|2008 年|フィリピン|94 分|ヒリガイノン語|字幕:日本語・英語
日本初上映
監督:ジェイ・アベリョ
出演:エンジェル・ジェイコブ、クリスチャン・バスケス、ぺケ・ガリャガ
視聴可能国:全世界

 

◇『川は流れを変える』 (A River Changes Course)

カンボジアの3人の若者の暮らしを追うドキュメンタリー。漁村での魚の乱獲、借金と貧困、森林破壊といった社会    問題をあぶり出しながら、人々が日々食べ、働き、生活を紡いでいく姿を映し出す。2013 年サンダンス映画祭ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門審査員大賞受賞。

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©2013 MIGRANT FILMS and The DOCUMENTATION CENTER OF CAMBODIA

ドキュメンタリー|2013 年|カンボジアアメリカ|83 分|クメール語・ ジャライ語|字幕:日本語・英語
監督:カリヤネイ・マム
視聴可能国:全世界(米国を除く)

 

◇『ワンタンミー』 (Wanton Mee)
中年料理評論家が、食の取材を通じてシンガポールの伝統と発展、そして自身のキャリアや人生も見つめ直す。ワ ンタン麺、ラクサ等の多様な麺料理、フィッシュヘッドカレーやナシレマといった多民族性が垣間見える料理等ストリー トフードの数々を、巨匠エリック・クー監督がドキュフィクションとして描く意欲作。

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©Zhao Wei Films


ドラマ|2015 年|シンガポール|71 分|英語・中国語|字幕:日本語・英語・インドネシア語クメール語タイ語ベトナム語
監督:エリック・クー
出演:コー・ブーンピン、ビル・ティオ、タミー・チュウ
視聴可能国:全世界

 

第二部:CROSSCUT ASIA アンコール

これまでの東京国際映画祭「CROSSCUT   ASIA」部門上映作品から選りすぐりの作品を再上映します。

 

◇『カンボジアの失われたロックンロール』(Don't Think I've Forgotten: Cambodia's Lost Rock & Roll)

クメール・ルージュによって弾圧されるまでのカンボジアのポピュラー音楽史を 1950~70 年代まで辿った貴重な音楽ドキュメンタリー。生存者へのインタビューやアーカイブ映像を駆使して歴史が甦る。

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ドキュメンタリー|2014 年|アメリカ、カンボジア|107 分|英語・フランス語・クメール語|字幕:日本語・英語
監督:ジョン・ピロジー
出演:シン・シサモット 、ロ・セレイソティア 、バイヨン・バンド視聴可能国:全世界

 

◇『インビジブル』 (Invisible)

真冬の福岡と旭川でロケを敢行し、日本滞在の  4  人のフィリピン人(日本人と結婚したリンダ、不法滞在労働者のベンジー、ホストのマヌエル、建設作業員のロデル)を描いた話題作。シナグ・マニラ映画祭 2015 グランプリ。

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©Solar Pictures

ドラマ|2015 年|日本、フィリピン|134 分|フィリピン語・タガログ語・日本語|字幕:日本語・英語
監督: ローレンス・ファハルド
出演:アレーン・ディゾン、セス・ケサダ、ベルナルド・ベルナルド、JM デ・グズマン
視聴可能国:全世界(マレーシアを除く)

 

◇『ピート・テオ特集』 (Pete Teo Special)

『15Malaysia』は、ピート・テオが企画・統括した、15 人の監督たちによるオムニバス作品。ヤスミン・アフマドの遺作『チョコレート』をはじめ、マレーシア社会をさまざまな角度から切り取った短編が並ぶ。
その他、ピート・テオが関わった短編『Vote!』、『Malaysia Day: Slipstream』、『Here in My Home』、『I Go』も併映。

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From Chocolate by Yasmin Ahmad ©2009 Redbag Music Sdn Bhd.

短編集|2008 年~2013 年|マレーシア|97 分|中国語・マレー語・タミル語・英語|字幕:日本語・英語
監督:ホー・ユーハン、ヤスミン・アフマド、アミール・ムハマド、ライナス・チャン、リュウ・センタック、デスモンド・ン 、カマル・サブラン、タン・チュイムイ、ウー・ミンジン、ジェームス・リー、ベンジー&バヒール、ジョアン・ジ ョン、カイリル・バハール、ナム・ロン、スレイマン兄弟(『15Malaysia』)
ベンジー・リム(『Vote!』)
ピート・テオ(『Malaysia Day: Slipstream』)
ヤスミン・アフマド、ホー・ユーハン(『Here in My Home』)
カマル・サブラン(『I Go』)
視聴可能国:全世界

 

◇『タン・ウォン~願掛けのダンス』 (Tang Wong)

東京国際映画祭で『スナップ』(2015)や『私たちの居場所』(2019)が上映されたコンデート監督の作品。神 様に願掛けをした 4 人の高校生が、チームを組んでタイ伝統舞踊を舞うことに。素人ダンサーたちが猛練習の果てに掴んだものは…。“タン・ウォン”とは踊りを始める前に構えるポーズのこと。

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©Song Sound Production

ドラマ|2013 年|タイ|86 分|タイ語|字幕:日本語・英語監督:コンデート・ジャトゥランラッサミー
出演:ソンポップ・シッティアージャーン、シリパット・クーハーウィチャーナン、  ナタシット・コーティマナスワニット、アナワット・パッタナワニットクン、ナッタラット・レーカー
視聴可能国:日本、インドネシアカンボジアシンガポール、マレーシア、 ミャンマー、フィリピン、ブルネイベトナムラオス

 

◇『三人姉妹(2016 年版)』 (Three Sassy Sisters)

Netflix の『恋に落ちない世界』が記憶に新しい女性監督ニア・ディナタが、1956 年の名作『三人姉妹』を現代に置きかえて描く華麗なミュージカル。個性の異なる美しい三姉妹の結婚話が快活に展開する。

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©KalyanaShiraFilms / SAFilms

ミュージカル|2016 年|インドネシア|124 分|インドネシア語・英語
|字幕:日本語・英語監督:ニア・ディナタ
出演:シャンティ・パレデス、タラ・バスロ、タティアナ・アクマン、リオ・デワ ント、ルベン・エリシャマ、リチャード・カイル
視聴可能国:全世界

 

◇『罠(わな)~被災地に生きる』 (Trap)

2013 年 11 月、巨大台風ヨランダがフィリピンを直撃して大災害をもたらした。被災地に生きる人々に寄り添い、人間の尊厳を問う作品。世界的に活躍する巨匠ブリランテ・メンドーサ監督作品。ノラ・オーノール主演。カンヌ映画  祭 2015「ある視点」部門スペシャル・メンション。

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ドラマ|2015 年|フィリピン|93 分|フィリピン語・ワライ語|字幕: 日本語・英語
監督: ブリランテ・メンドーサ
出演:ノラ・オーノール、フリオ・ディアス、アーロン・リベラ
視聴可能国:日本、インドネシアカンボジアシンガポール、タイ、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、ブルネイベトナムラオス

※上記作品の他、「CROSSCUT ASIA 特別編 「おいしい」アジア映画特集」部門の『バロットの大地』も TIFF「CROSSCUT ASIA」部門の再上映作品となります。

 

スペシャルメニュー(関連企画)

映画の上映に加え、映画監督らのトーク、食にまつわるインタビュー等、箸休めにも、主食にもなるような充実したスペシャルメニューもお届けします。

①各国ランチレポート
国際交流基金東南アジア拠点のスタッフのリアルなランチ報告
ミャンマー、タイ、ベトナムカンボジア、日本、インドネシア、フィリピン、マレーシアの記事8本

②大使館インタビュー
在日の各国大使館での料理にまつわるインタビュー
フィリピン、シンガポール、タイ、カンボジアインドネシア大使館の記事5本

③オンライントーク
各作品監督とのオンライントーク5本
A ジェイ・アベリョ監督(『デリシャス!』)トーク
  モデレーター:石坂健治(TIFFシニア・プログラマー
B エリック・クー監督(『ワンタンミー』)トーク
  モデレーター:杉野希妃(監督・女優・プロデューサー)
C エドウィン監督(『アルナとその好物』)トーク
  モデレーター:松下由美(映画プレゼンター)
D 小西未来監督(『カンパイ!日本酒に恋した女たち』)トーク
  モデレーター:石坂健治(TIFFシニア・プログラマー
E クリアンクライ・モンウィチット監督(『愛のスープ』)トーク
  モデレーター:石坂健治(TIFFシニア・プログラマー

④その他
東南アジア各国の食文化を掘り下げる記事3本
A フィリピン:在フィリピン日本国大使公邸料理人・鈴木大輔氏の一日を追った短編ドキュメンタリー映画「公邸料理人の日記」
B マレーシア:①今は有機農業の農園とレストランを営む、ミュージシャンでもあるピート・テオ監督が、若手シェフと共にマレーシア料理の将来を探る動画
②ホー・ユーハン監督が、自分が生まれ育ち今も住んでいるクアラルンプールの郊外、ペタリン・ジャヤの夕飯(ソウルフード)を紹介する動画
C カンボジアカンボジアのレストランのシェフのインタビュー&料理動画

 

【視聴の注意点】

・公式サイトより視聴登録完了後、作品視聴が可能となります。
・視聴可能人数には制限があります。制限人数に達した場合は、配信終了となります。
・インターネットの回線速度が十分でない場合や、ご利用端末の状態によって快適な視聴が難しいこともございま す。安定した通信環境下でご利用ください。
・視聴条件等詳細は、公式サイトでご確認ください。

 

開催情報

事業名称 :CROSSCUT ASIA おいしい!オンライン映画祭
主催    :東京国際映画祭国際交流基金アジアセンター

 

開催期間 :2022 年1月 21 日(金)10:00 から 2 月 3 日(木)23:59(日本時間)まで字幕    :日本語、英語 ※一部作品には東南アジアの複数言語の字幕が付きます
視聴    :無料  ※一部作品は視聴対象国に制限があります
※詳細、視聴登録はこちら:https://crosscutonline.jfac.jp
   (1 月 18 日(火)12:00(日本時間)から視聴登録開始)

第34回東京国際映画祭 無事に閉幕

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第34回東京国際映画祭 ビジュアル 監修:コシノジュンコ

2021年10月30日(土)~11月8日(月)に開催された第34回東京国際映画祭

今年から映画祭の会場を日比谷・銀座・有楽町エリアに移転し、日比谷ステップ広場では、屋外上映が行われ、有楽町駅前にも大きな看板が登場するなど、映画祭が街をジャックしました。

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メイン会場の日比谷ミッドタウン前のステップ広場

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巨大な屋外スクリーン上映

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有楽町駅前広場の特設ブース

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スターボードの展示

コロナ禍の不安がまだまだある中、街を歩きながら映画祭の雰囲気を味わえ、ワクワクとした気持ちにさせてくれました。

昨年に引き続き、徹底した感染対策が施され無事に開催された映画祭。チケットの売れ行きも好調で人気の作品は、すぐに売り切れていました。私が観に行った作品も、満席でしたが、互いに気を遣いながら皆さん映画を楽しんでいました。

映画祭の楽しみの一つである、作品を手がけた監督や、出演者は舞台に登壇してのトークイベントは昨年同様ほとんどオンラインで行われました。

一部期間限定公開だったものを除き、公式Youtubeサイトで様々なトークを見ることができます。公式Youtubeサイトはこちらから。


 

まだまだ終わりの見えないコロナ禍。映画業界も苦しい状況が続いています。こうした中も作り続けられてきた素晴らしい作品を観ることができる喜びをより一層感じられた映画祭となりました。

 

次回は、2022年10月24日(月)~11月2日(水)に開催されます。

 

開催概要

第34回東京国際映画祭
主催    公益財団法人ユニジャパン(第34回東京国際映画祭実行委員会)
共催    経済産業省
   国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)
   東京都(コンペティション部門、ユース部門)
期間    2021年10月30日(土)~11月8日(月)[10日間]
開催会場    シネスイッチ銀座中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、有楽町よみうりホール、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、東京国際フォーラム、TOHOシネマズ 日比谷(千代田区)ほか、都内の各劇場及び施設・ホールを使用

東京国際映画祭 無事に終了

こんな時期だからこそ、映画を観にいこう。
第33回東京国際映画祭が行われました。

 

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今年は、新型コロナウイルスが蔓延した影響で、世界中の映画祭が中止や規模を縮小しての開催となっている中、①映画を観る喜びを再認識し、映画の未来への希望の光を灯す ②映画を通じて国際的な連帯を強める ③コロナ後の映像文化についての考察を深める、という目的を掲げ、映画館でのフィジカルな上映を基本として実施したいという考えから、さまざまな感染対策を施しながら、2020 年 10 月 31 日(土)~11 月 9 日(月)に行われました。

 

例年ならレッドカーペットで多くの観客を集め華々しく始まるオープニングイベントも行われませんでしたが、今年は東京国際フォーラムのロビーにてレッドカーペットを模したイベントとなりましたが、華やかさを失うことなくました。


第33回東京国際映画祭 オープニングセレモニー 33rd TIFF Opening Ceremony

 

映画祭の楽しみのひとつである映画上映後の監督や出演者のトークイベントは、来日できない海外ゲストはオンラインで繋ぎ行われました。映画を見終わった直後に目の前で話を聞けるという醍醐味はありませんが、オンラインでの実施のおかげで見ることのできなかった作品などのトークも聞けて例年になく多くの作品に触れることができました。

 

リアルタイムで公開された映像はYoutubeアーカイブ配信されています。

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東京国際映画祭Youtube画面

 新型コロナウイルスの蔓延で、積極的な活動がなかなかできない中、映画館で映画を観られる喜びを感じさせてもらった東京国際映画祭。感染には気をつけながらも、改めてこうしたイベントがきちんと行われることの重要性を感じました。

 

<第33回東京国際映画祭 開催概要>


■開催期間: 2020 年 10 月 31 日(土)~11 月 9 日(月)
■会場:六本木ヒルズ、EX シアター六本木、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、東京国際フォーラム ほか
■公式サイト:www.tiff-jp.net 

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