2016年7月30日に行われた「台湾フェスタ2016〜NEXT TAIWAN」1日目のステージに出演したアーティストをご紹介します。
好天に恵まれた会場は朝から大勢の人々で賑わっていました。
イベントステージも10時からスタート。アイドルやゆるキャラなどのステージが行われ、午後四時にオープニングセレモニーがとりおこなわれました。
最初に台湾フェスタ実行委員長朱恭亮氏による挨拶がありました。
このイベントは元々2011年に中華民国建国100周年記念に行おうと準備していたもので、東日本大震災で延期することになったそうです。その後の台湾からの多くの義捐金や支援に感謝の意味を込めて、今年このイベントを開催する事になったのだそうです。
セレモニーでは関係者の挨拶に続き、スペシャルゲストとして招かれた大久保麻梨子さんの挨拶が行われました。台湾フェスタの応援団長を務める、モデルの舞川あいくさんの挨拶とともにご覧下さい。
続いて、台湾の伝統文化であるアミ族によるダンスや獅子舞などが披露されました。
MUSIC OF TAIWAN day1 「TAIWAN NEW WAVE」
進化を続ける台湾ポップスの未来を担う若きアーティストの共演
夕方からはメインのイベントに入りました。
「TAIWAN NEW WAVE」と題して今後活躍が期待される台湾の若手や台湾ポップスを支えてきたアーティストが登場しました。このようなアーティストたちを無料で見る事が出来るため会場には沢山のお客さんがやってきていて、その大半が台湾人。代々木公園が、まるで台湾にいるような雰囲気を感じられて、好きな人にはたまらないイベントとなりました。
出演アーティストの演奏をご紹介します。
台客電力公司
台客電力公司は2016台湾でもっとも注目の台湾語テクノミュージックの新星だ。
街でもネットでも話題騒然の、ボーカルギターの柯大堡KoDaBowとDJの大衛の2人テクノユニットである。
様々なテクノミュージックの要素を取り入れ、旧来の台湾語歌曲のあらゆる枠組みを超越した楽曲で、流行音楽シーンに新たな一石を投じるのである。
こういうバンド日本にはないから、あっというまにその場が台湾になりました。ノリノリのリズムと、ボーカルのKOさんの笑顔で会場も盛り上がりました。
台客電力公司公式Facebook
https://www.facebook.com/TaikoElectroCompany/
陳零九(英語名:Nine chen) (ナイン・チェン)
偶然にも小学校から高校生まで座席番号が全部九番だったので、陳零九がアーティストネームになったそうですが、正統派のC-POPです。甘い歌声がカッコいい人です。
代々木公園に来てポケモンを集めまくったそうです。
陳零九 Nine Chen公式Facebook
https://www.facebook.com/09chen09/
來吧!焙焙!(英語名:Come on! BayBay!)(ライバ・ベベ)
鄭焙隆、鄭焙檍の兄妹によるユニット。2010年第21回金曲獎で最優秀ユニットにノミネートされたほどの実力派です。2人の持つほんわかした独特の雰囲気に癒されました。笑顔あふれる2人の演奏をお楽しみください。
來吧!焙焙!公式Facebook
https://www.facebook.com/comeonbaybay/
安溥(英語名:anpu) (元・張懸)
中華圏の音楽シーンにおいて、安溥anpuは特別なクリエイターでありアーティストである。
15年を超える創作とライブのキャリアにおいて、彼女は、世代やジャンルを超えた沢山のファンを持つ数少ない女性歌手の一人である。
以前、張懸という名前で活動していた10年の間に、中華圏においてプロデューサーとして、歌手として、クリエイターとしてあらゆる音楽賞を無数に獲得し、数万人規模のコンサートのプロデュースを成功させ、詩集の出版も間近に控えた今、この世代を最も象徴する作家であると言われている。
ステージの上の彼女は、常に自分を持ち、自由で、落ち着いた様子で、そのフォークやオルタナティブロックな雰囲気の楽曲と文学的な詩の歌において光り輝くのである。
彼女の深みがあるが心に響き、そして皆の記憶に深く残る歌声は、かつてあるメディアにアジアのPatti SmithやCat Powerのようだと形容された。
独特で創造性に富んだ言葉選びと多元的なイメージを創出していて、多くの音楽ファンが毎年彼女の歌詞や演出を心待ちにしている。
熱い日差しを降り注いでいた太陽も沈み、大物の登場です。
圧倒的な存在感。ギター1本で語りかける歌声に魅了されました。
※掲載させていただいていた動画は、掲載期間終了のため削除しました。
安溥anpu公式Facebook
https://www.facebook.com/algae.deserts/
すぐ近くには台湾料理の屋台が並び、台湾ビールを飲みながらライブを観る。
一瞬日本にいる事を忘れてしまうような楽しいイベントでした。
DAY-2も準備が出来次第ご紹介させていただきます。