大盛況とともに今年も始まりました。
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターとアジアンパラダイス共催による台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の“いま”」。
3月30日に行われた第一回は、『High Flash ~引火点~(原題:引爆點)』を日本初上映。申し込み日に開始からわずか3 分間で満席となったのだそうです。
このイベントの魅力は、映画の 鑑賞後に行われるトークショー。 台湾映画コーディネーターの江口洋子氏の作品解説と最新情報などにより、2000 年以降の台湾映画の多様性と奥深さを知ってもらい、台湾映画の現状と魅力をさらに広く伝えています。
3 月30 日、第一回の上映前に、台湾文化センターの 新センター長王淑芳氏は挨拶の中で「この活動が三年 あまりの間に多くの台湾映画ファンを生み、 さらに 日本で台湾文化のブランドイメージを築いています」 と述べました。さらに、台湾映画の市場における影響力を高め、すぐれた作品を引き続き日本市場に展開するため、5 月に『念念』の脚本家蔭山征彦氏と8 月は若手映像クリエイターを指導した姜秀瓊(チアン・シヨウチョン)監督をゲストとして招聘することも発表しました。
今年で4年目を迎えるこちらのイベント。このイベントから観光効果も生まれています。
昨年9 月の『古代ロボットの秘密(原題:奇人密碼 -古羅布之謎)』上映後のトークで、 霹靂布袋劇を実際に見たいという熱心な声があがりました。 これに応え霹靂インターナショナルマルチメディア社 とアジアンパラダイスが企画し、台湾・雲林にある霹靂布袋劇のスタジオ見学ツアーが実現しました。 4 月から7 月にかけて4回のツアーを発表。あっという間に各回とも満員となったそうです。これを受け、現在旅行会社も交えて追加ツアーを検討中とのことです。
台湾人気も定着し、台湾映画も多くの注目が集まってきています。今後も楽しみですね。
イベントの今後の詳しいスケジュールは、前回のご紹介記事をご覧ください。