大ヒット映画「KANO~1931海の向こうの甲子園~」のDVD発売を記念して、かねてより台湾と縁深い埼玉西武ライオンズが、イベント「KANOデー」を開催しました。
西武球場前駅を降りた正面に、設営されたKANOブース。
ブースでは、映画で使用された小道具や、舞台となった嘉義の観光PRなどの展示、プレゼントがもらえるクイズコーナーもあり、たくさんの人が列をなしていました。
この日はKANO効果と夏休み効果も相まって指定席はほぼ満席。
台湾にちなんだ、ルーロー飯などの屋台も出て、試合開始前からスタジアムの周辺は、大変にぎわっていました。
映画「KANO」で主人公のエースピッチャー・呉明捷を演じた、曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)さんも早めにスタジアムに入り、スタジアムを見学したり、IBAF21Uワールドカップ代表時代にチームメイトだった、郭俊麟投手(埼玉西武ライオンズ)と再会。旧交を温めたそうです。
日本でも「KANO」は大人気。曹佑寧さんを一目見ようと多くの方がスタジアムに足を運びました。
曹佑寧さんが初めてファン前に登場したのはバックスクリーン裏にある特設ステージ。こちらで、実況役で出演した文化放送アナウンサーの斉藤一美さんが司会進行を務め、約20分のトークショーが行われました。
「KANO」を何度も観た斉藤さんらしく、細かい映画のシーン描写を踏まえながらの楽しいトークショーとなりました。曹佑寧さんは、この後に始球式が控えていて最初は緊張した様子でしたが斉藤さんのむちゃぶりに戸惑いつつも笑顔で楽しそうに応対していましたよ。
そんな斉藤さんの激しいむちゃぶりと、困る曹佑寧さんの様子は、こちらの動画でお楽しみください。「KANO」の主題歌を歌った中孝介さん、Rakeさんも登壇されています。通訳は、抜群の安定感で台湾ファンにおなじみのサミュエル周さんです。
緊張していた曹佑寧さん。イベントが終わり、嘉義農林のユニフォームに着替え、西武プリンスドームのグラウンドに降りてきました。セレモニーでは、斉藤一美アナウンサーのナレーションによる映画の紹介。中孝介さんRakeさんの主題歌の披露。
その間も、曹佑寧さんガチガチに緊張していた様子でした。
始球式のキャッチャーは、なんと!郭俊麟投手!!
台湾野球界を代表する豪華なバッテリーが誕生。
そして、このかまえ!見覚えありませんか?
どんな球を投げたのか?は是非動画を御覧ください。
埼玉西武ライオンズでは、台湾関連のイベントをこれからも開催していくとのこと。
郭俊麟投手の活躍と共に応援したくなりますね。今後のイベントにも注目していきます。