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【台湾イベントリポート】Suming主催「海邊的孩子-東京公演(台湾原住民の声 コンサート)」ライブ映像公開

笑顔が止まらない楽しいコンサートとなりました。ーーー 海邊的孩子 東京公演

 

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 11月11日に青山 月見ル君想フで行われた「海邊的孩子東京公演(台湾原住民の声 コンサート)」。今回は、その楽しいコンサートの模様を全てお届けします。

2008年から始まったこのコンサートは、原住民アーティストSuming舒米恩が伝統文化技術の体得と継承を目的に始め、日本でも公演が行われてきましたが、東京での開催は今回が初めて。開場時間の前から熱心なファンが行列を作っていました。

イベントの前に今回出演のSumingと嵐馨樂團にインタビューをお願いし、撮影をしてきました。準備が出来次第改めてご報告させていただきます。

 

まず最初に登場したのはSuming。
台湾原住民 アミ族のアーティストで、2011年、2016年と台湾最大の音楽賞「金曲獎」を受賞していますので、もはや説明不要ですね。

名実ともに台湾を代表するミュージシャンですが、俳優としても活躍しています。
昨年公開の映画『52Hzのラヴソング(原題:52赫茲,我愛你)』にも出演。日本でもミニコンサートで歌声を披露してくれました。

他にも原住民音楽、伝統文化を発信するイベント台湾アミス音楽祭(阿米斯音樂節)を主宰し、2017年には台湾総統文化賞、青年創意賞を受賞しています。

今回のコンサートでは、このイベントのために、事前に準備した日本語でのMCも見どころです。それでは圧巻の歌声をお聞きください。

  

Sumingは不思議な魅力がありますね。

MCの時のシャイな雰囲気から一転して、歌い出せば彼の歌声に釘付けになります。

 

続いて登場したのは、嵐馨樂團 Lanshin Band。

アミ族タイヤル族ルカイ族出身のメンバー6人構成のバンド。

今年5月に台北で行われた海邊的孩子コンサートで会場に集まった700人の投票で1位を獲得、見事日本行きを決めました。

彼らはリハーサルの時から互いに冗談を言い合い絶えず笑いが起きていて、このコンサートを心から楽しんでいる様子が伺えました。

公式のバンドの紹介には、

雨上がりの山、翡翠色に輝く大自然、壮大な風景が目の前に広がる、風がふき、雲海はまるで海のようだ。心に響かせる、まるで、山奥から生まれるハーモニーのように、彼らは原住民の命で象った歌詞を伝える。

とあります。

同じ台湾ではあるけれど、別々の民族が集まって出来上がった音楽は、驚きとともにこの場に居合わせることのできた喜びを感じました。

原住民音楽の奥深さを知る素晴らしい彼らのパフォーマンスをご覧ください。


また、今回司会を務めた花岡真寿美さんの曲紹介も彼らのバンドの個性を引き立ててくれています。曲と曲の間に行われた掛け合いも見どころです。

 

 

まるでミュージカルを見ているような気持ちになりました。

身近なことが題材で、メッセージが込められた歌詞。それを歌っているから、のんびりとしたポップかと思えば、急にテンポが変わったり、ひとつの曲でどんどん展開して行って、面白くて楽しくて彼らの不思議な魅力に包まれ心地よい時間が過ごせました。

かれら原住民の言葉は全くわからないのですが、日本語にも聞こえるような発音もあり、わからないけど言葉が伝わってくるようなそんな感覚にもなりました。

何気なく演奏している彼らの演奏技術も目を見張るものがありました。

 

嵐馨樂團の演奏が終わり、改めて主宰のSumingが登壇。
最後は、大盛り上がりで幕を閉じました。

そして、このコンサートの最後にに関わった様々な方への感謝をSuming自らが伝える演出。彼らが口々にいう伝統を守り受け継ぐという、その活動の根底にはこうした感謝の思いが詰まっているのだと感じました。

 

 

原住民の音楽というと伝統的な音楽をただ継承して、昔からある音楽を伝えていくことなのかなとついつい抱いてしまいがちですが、Sumingや嵐馨樂團の演奏を聞き、そんなことはないと教えられた気がしました。

今を生き、様々な影響を受け、その中で彼らの伝統音楽と合わさって出来上がった彼らの音楽は、言葉や民族を越え、そのクオリティの高さに感動させられました。

来年11月には、Sumingが主宰する台湾アミス音楽祭(阿米斯音樂節)が行われるそうです。楽しみですね。

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