初めてコンビニやIKEA、ヨドバシカメラに入った時のあのワクワクとした感じを作品で表現したい。ーーー LEE KAN KYO
日本で活動している台湾人アーティストのLEE KAN KYO(李漢強)さん。今年の6月に行われた個展でお会いして以来、一度作品の製作現場へお邪魔したいと考えておりました。今回は、現場に潜入です。
LEEさんは、初めて日本を訪れた時に看板や広告のデザインに惹かれ、その後造形大学に進みました。現在はデザイン事務所で働きながら創作活動を行っています。
LEEさんの作品には特徴があります。
それは、日本の文化や生活に溶け込んだものをデザインする事。
日本のアイドル文化を描いた作品や、スーパーや家電量販店のチラシを書き写した作品など、外国人らしい独自の視点で日本を切り取っています。
そんなLEEさんの作品が生まれるのは、都内にあるご自宅。部屋のほとんどが作業スペースです。大きな作業机の上には、様々な太さのカラフルなペンが大量に。見ているだけで楽しくなるご自身の作品に囲まれながら、土日や休日は作品作りに没頭しているのだそうです。
あのチラシ作品は、どのように生まれるのか。製作中に色々とお話を伺ってきました。LEEさんから見た日本が見えてきます。
LEEさんの作品は、初めて見た時の驚きが詰まっています。
初めて日本で暮らした大学時代、言葉がわからないのに、なぜだかLEEさんを惹きつけたのが日本の雑誌だったそうです。大学時代に作ったと言う作品を見せていただきました。
そしてLEEさんがいま興味があることについてお話を伺いました。 今後の作品作りのきっかけになるかもしれませんね。
THE TOKYO BOOK FAIRに出品
LEEさんは、昨年の7月からInstagram上で、野菜ジュース自撮り写真を掲載しています。
この作品を、シルバーウィークに行われるTOKYO ART BOOK FAIRにて「Timeless Fashionの寺本愛と野菜ジュースを飲み続けるLEE KAN KYO」として作品を出品されるそうです。
出品作品のひとつをご紹介します。LEEさんが持っているのは「野菜ジュース自撮りトランプ」 。出来立てのほやほやです。Instagramで掲載している写真がトランプになりました。
目の前でLEEさんの作品に触れるチャンスです。
LEEさんに会えるかもしれませんよ。
THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015
開催日 2015年9月19日〜21日
詳しくは公式サイトへ
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