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2015東京・中国映画週間」開幕!中国映画史上NO.1の大ヒットの「モンスター・ハント」日本初上映!

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今年で記念すべき10回目を迎える「東京・中国映画週間」

節目の年に勢いのある中国映画界を象徴するような10作品が
この映画祭で上映されることとなり、そのオープニングセレモニーが、23日にTOHOシネマズ日劇にて行われました。

 

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 オープニングセレモニーの華を飾るトップバッターとして紹介されたのは、歌手の霍尊さん 

中国のオーディション番組で見出され、2014年にCDデビュー。中性的な魅力もある透き通るような声で、彼の代表曲「まきすだれ~卷珠簾」を聞かせてくれました。

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来賓の方のご挨拶に続き、日本映画監督協会理事長の崔洋一監督からは、今回、特集上映される呉天明監督に敬意を表すと共に、初めて訪中した時の思い出を語ってくれました。
「初めての訪中は、94年。北京電影学院のシンポジウムに深作欣二若松孝二塚本晋也と自分という、日本映画に詳しい人なら不思議なメンバーですが(笑)で出席しました。
中国映画を作る人々と忌憚のない意見交換をした熱い日々だったことをとても覚えています。あの熱い関係を、エキサイティングで心通う映画週間になることを願っています」

 

以前は「俳優」として参加したこの映画祭に、今度は「監督」として参加することに驚いていると話した「ひだりみみ~左耳」蘇有朋(アレックス・スー)監督は、出演者の馬思純(マー・スーチュン)、歐豪(オウ・ハオ)を連れて登壇。
中国の人気作家、饒雪漫によるベストセラー「左耳」の映画化ということもあり、中国でも若い層を中心にヒットしたこの作品、愛情や成長の痛みはどこの国でも経験していること、日本でもたくさんの人に観て頂ければ嬉しいですと語ってくれました。

 

 最後に、ジュディ・オング(翁倩玉)が登場し、流暢な日本語と中国語で「文化交流には、文字も大事だが、言葉で表せないものを入れ込むのが、映画です。
映画は文化の架け橋です。20周年も杖を尽きながらでも、参加したいと思います」と挨拶した。

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 登壇者は、崔洋一 監督、ジュディ・オング、張一白 監督(ジャン・イーバイ)、吕丽萍(リュウ・リーピン)、蘇有朋 監督(アレックス・スー)、馬思純(マー・スーチュン)、欧豪(オウ・ハオ)、倪景阳(ニー・ジンヤン)、谢升皓 監督(シエ・ションハオ)、于胜军 監督(ユー・ションジュン)、霍尊(中国人気歌手)など

 

登壇した皆さんが、10周年を迎えた「東京  中国映画週間」を喜び、今後も、日中でこのような映画の交流が続いていくことを願っていました。

中国映画が映画館で上映される、日本では数少ない機会である「東京 中国映画週間」
今年は、ラインナップもバラエティにあふれ、ヒット作が目白押し。たくさんの方に観て頂きたい作品ばかりです。

 

『モンスター・ハント』捉妖記/Monster Hunt

 

オープニング・セレモニーに続いて、上映されたのは
中国で、2015年夏、中国映画史上NO.1の大ヒットとなった「モンスター・ハント」

この夏の公開作品が、早速、日本で上映されるというのは、映画祭ならではですよね。

ストーリーは『聊斎志異』という中国の清代の短編小説集の中の「宅妖」(家にいる怪しいもの)を脚色したものだそうです。
ファミリー映画として大ヒットしましたが、実は女性にターゲットを絞って企画されたというこの作品。まんまとはまった気がします。
最初は、えっ?と思っていた妖怪皇子の「胡巴」(フーバー)も、観終わった後には、とってもチャーミングでカワイイと感じてしまう位、映画の世界を楽しむことができました。

そして、なんといっても、テンイン役を演じた井柏然(ジン・ボーラン)

加油!好男児』でグランプリを獲得後、同じく出場者だった付辛博(フー・シンボー)と
BOBO組合というユニットを結成し、2枚のアルバムを出した後、俳優に転向.
初めての映画『全城熱恋』の演技で第30回香港映画金像賞最優秀新人賞にノミネート。
2010年の東京国際映画祭でも上映されました。
映画「影子愛人」「血滴子」「消失的子彈」「黄飛鴻之英雄有夢」で力をつけ、
2014年にはドラマ『相愛穿梭千年』(皇后的男人~紀元を越えた恋~)で主役を務めた。
2015年3月に公開された映画「失孤」では、アンディ・ラウとの共演を果たした。

当初テンイン役だった柯震東が起こした事件により、再撮影することになり代役に大抜擢された井柏然。もうすでに出来上がっていたCGに合わせての演技はとても大変だったそうですが、妖怪皇子を身ごもってしまうという、戸惑いやシャオランに頭が上がらない弱さをとてもコミカルに演じていて、三枚目なこの役にぴったりでした。

『思い出のマーニー』『悪人』などの種田陽平美術監督としても参加したこの作品。
CGアニメーションと実写を融合させたファンタジーアドベンチャーと聞くと、いろいろ心配なこともありますが、そういったことを吹き飛ばす勢いがあります。三部作として予定されていると聞きますので、順次日本でも公開されることを願っています。

監督:許誠毅(シュー・チョンイー)
脚本:袁錦麟(ユェン・ジンリン)
主演:白百何(バイ・バイフー)、井柏然(ジン・ボーラン)、姜武(ジャン・ウー)
製作年:2015年
上映時間:118分

 

【あらすじ】

古代、人間と妖怪は共存していた-
しかし人間が天下を求め、妖怪を山へと追いやってしまう。
そんな中、妖怪の世界は王がいなくなり大混乱が起きた。

村の村長であるテンイン(井柏然)は、思いもよらない出来事により、男性でありながら、妖怪の皇子をお腹に宿し、出産する。
妖怪を追って来た妖怪ハンターの、シャオラン(白百何)は、この皇子を高い値で売るために、テンインと皇子を連れて村を出た。

3人は一緒に旅をするうちに、人間と妖怪が入り交じる世界の運命を大きく変えていく-

 

監督:シュー・チョンイー(許誠毅)
香港理工大学卒業後、ハリウッドのドリームワークスに入社。ドリームワークス社初となるWEBアニメ長編作「ANTZ」の制作を担当。アカデミー最優秀アニメ賞を受賞した「シュレック」ではキャラクター、「シュレック4D」ではテーマパークの制作に携わる。その後「カンフーパンダ」の番外編「マスター・ファイブの秘密」と「シュレックとハロウィンゲーム」の制作を担当した。

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