今年の金曲賞は意外なバンドが注目を浴びました。 最優秀バンド賞を受賞した、麋先生(Mixer ミキサー)です。デビュー2年、アルバムはまだ1枚しか出していない新人バンドです。
台湾版グラミー賞と呼ばれる金曲賞の最優秀バンド賞は、五月天(MAYDAY)や閃靈(Chthonic)、蘇打綠(Sodagreen)など数多くのアルバムを売り上げ、世界的にも名が知られているバンドばかり受賞している栄誉ある賞です。無名バンドが受賞するということは過去にほとんど例がなく、今年は閃靈や蘇打綠もノミネートされていました。名だたるバンドを押さえての受賞とあって、台湾のメディアで多数取り上げられ一躍有名バンドの仲間入りを果たしました。
2014年9月9日 青山にあるライブハウス「月見ル君想フ」で単独では初めての日本でのライブイベントが行われました。 ここは普段から中華系のミュージシャンたちがライブを行う人気のライブハウス。
この日は台湾の文化により親しんでもらおうと「台湾の夜」というイベントが開催され、入場料は無料とあって台湾が大好きな方々が沢山集まっていました。
台湾料理店やタピオカドリンクの店など台湾にまつわる様々な店が出店。舞台上ではインターネットで台湾情報を提供してくれている「おきらく台湾研究所」の研究員さんによる台湾ミュージックの解説など、日本にいながら台湾気分を味えるイベントとなりました。
イベントの最後に登場する麋先生Mixerたちにライブ直前にインタビューをお願いしました。 Mixerは男性だけの5人編成。ドラムの逸凡を除いて4人とも大学院で学ぶ学生。今、アジアで一番勢いに乗るバンドです。 金曲賞の感想など色々お伺いしてきました。
もともと幼馴染みや同級生で始めたバンドらしく仲の良い5人のインタビューはとても好感が持てさわやかでした。 続いてイベントの最後に行われたMixerのライブの模様をご覧ください。
歴代の金曲賞受賞バンドは、世界的に人気バンドに成長しています。 彼らのこれからの活躍に目が離せません。
記事:nono